SPELUNKER/ by Tim Martin and Micro Graphic Image (c)1985 IREM Corp. Licensed from broderbund


first...

みなさんご存じのように、スペランカーはファミリーコンピュータ専用カートリッジとしては、1985年に発売されました。もともとはアタリ(テレビゲーム機)用として作られ、Commodore64やMSX(MSX1用)でも発売されています。そのほか、アーケードでもスペランカーとして二作、出ています(詳しくはクソゲー処理概論へ)。
一般的にこのゲームに対するイメージは、すぐに死んでしまう、難しくて先に進めないなど、あまりいいものではありません。しかし、それはとてもこのゲームをやりこんだ人の言葉とは思えません。かつてほんの少しこのゲームをやった時の記憶がいまだに脳裏に焼き付いているのです。
私はそんな世間にある誤った認識を改め、正しく理解してもらうために、このページでスペランカー(FC)を取り上げることにしました。。


the wrong of the past

スペランカーに対するステレオタイプとして必ず語られることは、すぐに死んでしまう、難しいといった類の言葉ばかりです。しかし、そういう嘘に騙されてはいけません。基本動作をしっかり身に付けさえすれば必ず先に進めるようになります。みなさんはあきらめるのが早すぎるのではないでしょうか。
そのほかに隠しアイテムのクスリは役に立たない、などという人もいますがあれも嘘です。(ちなみにあのクスリを取ると主人公の足が早くなります)
何がいけないのでしょうか、足が早くなって結構、早く先に進めるではないですか。私はこれが出たら必ず取ります。これもクスリを取った時のジャンプの幅を体で覚えていればあとは基本動作どうりに動くだけです。とにかくこのゲームにおいてよく言われる、ほんの少しの高さから落ちただけで死んでしまうということはさして重要な問題ではなく、むしろ問題はプレイヤー自身にあるのです。
他にもコウモリを消すためにフラッシュを使った時に、なんで当たってないのに死んでんだ!とつっこむ人がいますが、あれはコウモリが死んでしまう訳ではありません。フラッシュの名のとうり光っているのですから(放射状に)、光りの嫌いな洞窟に住んでいるコウモリは何処かに逃げてしまうわけです(それが何処なのかはわかっていない)。


let's play

さきほど、基本動作をしっかり身に付ければうんぬんと書きましたが、これはゲームをやり込むしか解決策はありません。ぜんぜんだめな人はまずは一面をクリアーするのを目標にがんばってください。
今はプレステなど次世代機の時代(スペランカー64とか出ないかなー)ですが、眠っているファミコンをひっぱり出してきてもう一度チャレンジしてみてはどうでしょうか。昔はうまく出来なかった人も今ならできると思います。
上達の度合としては、たとえばコウモリの下を通過する時にフラッシュを使わずにすばやく通りぬけたり、二面のつたがならんでいる所や三面の魔法のツボ(スペランカー攻略本より)の上のつたの所でスラスラ連続ジャンプが出来るようになれば、かなり腕が上がっていると見ていいでしょう。もちろん隠しアイテムやダイヤの出る場所は当然すべて覚えていなくてはなりません。